歯科用CT導入しました。
2019.8.27に歯科用CT撮影装置(3Dレントゲン撮影装置)を導入致しました。
これにより、今までの2次元(2Dレントゲン)よりも歯や顎の骨、耳鼻科領域まで360度から透かして見える、より正確な診断がおこなえる様になりました。
3次元レントゲン(CT)写真
インプラント治療、埋まった親知らず(埋伏智歯)の正確な位置の把握、歯の根の周りの病変(歯周病)、歯を支えている顎の骨(歯槽骨)、顎関節等硬組織の診断等々がより的確になります。
健康保険適用の病名(埋まった親知らず、顎関節症、顎腫瘍等)は限られておりますので健保適応以外は自費による撮影・診断となります。
ただし、健保における治療においてCT撮影が健保で認められないケースであっても、私(院長浅野)が診断には不可欠と考える病態においては患者様のご了承を得て無償にて撮影させて頂く場合がございます。
患者様が一番不安に思っているX線による被ばく線量ですが、CT撮影は0.04mSvで、例えるなら東京ーニューヨーク間の飛行機内の被ばく線量の半分以下ですので過剰な心配は必要ないと思います。
2次元レントゲンは3次元レントゲンの約1/4程となります。
レントゲンは不要に撮る必要は御座いませんが、治療上の有益性が上回ると思われる場合には、診断の的確性、治療の結果の向上の為に必要不可欠と考えております。
治療上必要と認めたときには、患者様に説明しCT撮影をご提案させて頂きます。
なお、この度導入したCT撮影装置は、二次元レントゲン(今まで通りのお口全体のレントゲン、部分レントゲン)もオールインワンで、即ち当院のレントゲン撮影装置は最新機器へと生まれ変わった
ことになります。
2次元レントゲン写真(オルソパントモ断層撮影、部分撮影、口腔内写真)